『自分で決められない』が口癖だった私が占いをやめたら幸せになった話

占いやめたら幸せに 占い

以前の私は朝起きればすぐに携帯で占いサイトをチェックし、その日の運勢を確認してからしか一日が始まらないほどの、とにかく占いに頼らなければ一歩も前に進めない状態でした。

それほどまでだった私が、ある日突然占いとの決別を決意しました。

すると、思いもよらない変化が訪れ始めたのです。

意思決定に悩む全ての方へ、私が経験した”呪縛”からの解放と、その先に見つけた本当の幸せについてお話しします。

占いに依存していた私の日常。すべての選択を占いに委ねていた時期

占いやめたら幸せに

私の一日は、必ず占いサイトをチェックすることから始まっていました。

その日の運勢を確認し、服装や行動をその結果に合わせて決めていく。

今思えば、まるで自分の人生の主導権を手放していたような日々でした。

毎日占いサイトをチェックし、重要な決断は電話占いで相談していた

占いへの依存は、徐々に深まっていきました。

最初は単なる朝の運勢チェックだけでしたが、やがて重要な決断に直面するたびに電話占いに頼るようになっていました。

電話占いに頼るようになったことには全く違和感なく、ごくごく自然な流れというか電話占いに電話することが至極当然のことだと当時の私は信じて疑いませんでした。

仕事の判断から恋愛まで、すべてを占い師に決めてもらっていた

転職の機会があれば占い師に相談し、デートの誘いを受ければその返事も占いに委ねていました。

自分の意思で決めることを完全に放棄していたのです。

「自分で決められない」が口癖になっていた理由

振り返ってみると、決断に対する不安と失敗への恐れが、私を占いへと駆り立てていたのだと思います。

他人に決断を委ねることで、責任から逃れようとしていたのかもしれません。

占い師や他者への責任転嫁というよりもシンプルに自分で決断することに不安と恐怖心をいだいていたというのが、本当のところではないかと思っています。

占いをやめようと思ったきっかけ

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変化のきっかけは、予想もしていなかった場所からやってきました。

占いにどっぷり浸かっていた私が気づかなかったことが、やがて私にも自覚できるような形であらわれてきたのです。

占い依存が引き起こした3つの問題点

占いへの依存は、私の生活のあらゆる面に影響を及ぼしていました。

冷静に考えれば、占いが日常生活に影響を及ぼし様々問題点が出現していたのは、かなり早い段階で分かっていたはずなのですが、私にはそこに気づくのに時間がかかりました。

貯金が底をつきそうになった金銭面の危機

電話占いの料金は、月に数万円に上ることもありました。

気づいたときには、貯金残高が危険な水準まで低下していました。

ATMである日お金をおろしたときに、ふと残高を見ると数万円しかないことに気づきそこで初めてこれはまずいと思った私でした。

周囲との人間関係に亀裂が入り始めた

友人との約束も、占いの結果次第でキャンセルすることが増え、次第に誘いも減っていきました。

職場でも、「いつも占いに頼っている」と揶揄されるようになっていました。

自分の意思で人生を決められない不安感

最も深刻だったのは、自分で決断を下す能力を失いつつあることへの不安でした。

この気づきが、変化への第一歩となりました。

自分で意思決定できないことが、自分の人生や日常生活に様々な支障をきたしてしまうことがおそまきなが気づくことができたのでした。

占いから卒業するために実践した具体的な方法

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そういうことで、占いから脱却するために最初は色々模索したのですが、回復への道のりは、小さな一歩から始まりました。

小さな決断から始める自己決定トレーニング

占いからの脱却は、急激な変化ではなく、段階的なプロセスとして進めていきました。

吉本興業のベテラン漫才師西川きよしさんがよく口にされている「小さなことからコツコツと」というのが、まさに占い沼からの脱却のコツと言ってよいでしょう。

まずは日常生活での些細な選択から始めた

最初は、昼食のメニューを自分で決めることから始めました。

占いなしでランチをどうするか決めるなんて普通の人にはなんでもないことだと思うのですが、これが最初にうち私にはとても難しいことでした。

そこで、私は最初仲が良い同僚に「今日のランチどうする?」って聞くようにしてみたんです。

厳密に言えば、これも自分で決断してませんが、占いから少しでも離れるために自分なりにハードルを下げた苦肉の策でした。

その後、服装の選択、休日の過ごし方と、徐々に決断の範囲を広げていきました。

決断の結果を記録して振り返る習慣づけ

日記をつけ始め、自分の決断とその結果を記録していきました。

この振り返りによって、自分の決断が必ずしも悪い結果をもたらさないことを学びました。

余談ですが、日記をつけるのに私はアプリを利用しているのですが、日記アプリを導入したときに、それまで使用していた占いアプリを削除して、ブラウザで保存していた占いサイトも削除して見ないようにしました。

占いをやめて半年後、人生に起きた変化

占いから離れて半年が経過し、私の人生は大きく変わりました。

この章では、その人生に変化がおきたことについてご紹介していきます。

自己決定力が高まり感じた本当の幸せ

自分で決断を下せるようになることで、予想以上の喜びを感じられるようになりました。

自分の決断に自信が持てるようになった瞬間

大きなプロジェクトの責任者を任されたとき、占いに頼ることなく決断を下せた自分に、大きな自信を感じました。

周囲からの信頼が増え、仕事でも成果が出始めた

自己決定力が高まることで、周囲からの信頼も回復。仕事での評価も着実に上がっていきました。

占いに頼りたくなる人へのアドバイス

同じような悩みを抱える人へ、私の経験から得た学びを共有したいと思います。

依存から抜け出すためのマインドセット

占いへの依存から抜け出すには、考え方の転換が重要です。

完璧な選択を目指さない考え方

人生に完璧な選択など存在しません。

むしろ、失敗を恐れずにチャレンジすることで、成長のチャンスが生まれます。

自分の決断で何かしら失敗したときは、「失敗する方法が学べた」と考え前向きに考えるのも一つの方策です。

自己決定力を高める具体的な練習方法

小さな決断から始め、徐々にステップアップしていくことが重要です。

失敗しても、それを学びの機会として捉える姿勢を持ちましょう。

まとめ

占いへの依存から抜け出す過程は、決して容易ではありませんでした。

しかし、この経験を通じて得た自己決定力は、かけがえのない財産となっています。

あなたも、小さな一歩から始めてみませんか?

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